| 米焼酎 |
米を主原料とした焼酎で、熊本県人吉地方の球磨焼酎をはじめ各地で
製造されています。減圧蒸留による香味が穏やかなものから常圧蒸留
による香味が豊かなものまでいろいろなタイプがあります。 |
| 麦焼酎 |
大麦を主原料とした焼酎で、長崎県(壱岐焼酎)や大分県をはじめ
全国各地で生産されています。最近は、減圧蒸留やイオン交換樹脂で
処理した香味が軽いタイプのものが主流です。そのほかにも麦に由来する
香りが豊かな常圧蒸留したものや樫樽貯蔵をしたものもあります。 |
| 芋焼酎 |
さつまいもを主原料とする焼酎で、さつまいもの甘い香りとほのかな
甘みがあります。鹿児島県と宮崎県南部が主産地です。
常圧蒸留した香味が豊かなものが主流ですが、まれに減圧蒸留した
香味の軽いタイプのものもあります。 |
| そば焼酎 |
そばを原料とした焼酎で、宮崎県高千穂地方をはじめ、
各地で製造されています。そば固有の風味があります。 |
| 黒糖焼酎 |
鹿児島県の奄美諸島のみで生産されている焼酎で、黒糖を主原料にした
焼酎です。黒糖の甘い香りがします。常圧蒸留したものが主流ですが、
減圧蒸留したものや長期貯蔵したものもあります。 |
| 乙類 |
焼酎乙類は、単式蒸留機を用いて蒸留を一度だけ行って製造します。
単式蒸留機には、常圧蒸留機と減圧蒸留機の2種類があります。
常圧蒸留では、地上と同じ1気圧でもろみを沸騰させるため、蒸留液にも
多くの香味成分が移行し、原料由来の風味が豊かな焼酎ができます。
これに対して、減圧蒸留は蒸留機内部の圧力を0.1気圧程度まで下げて
もろみを低温で沸騰させるため、原料の風味が穏やかな焼酎ができます。 |
| 甲類 |
糖蜜や穀類を原料として製造したアルコール分95%程度の
粗留アルコールを輸入して、これを国内の連続式蒸留機で精留して
原料用アルコールを製造し、加水する場合が多いです。アルコール分が25%、20%の製品が多くなっていますが、梅酒などの果実酒用には35%のものが
使われています。また、香味の多様化を目的に蒸留方法などを工夫して、
アルコール以外の成分をわずかに含ませた製品や
樫樽貯蔵の製品等も造られています。 |